追い抜かれたものだけが存在する紙の上

詩,歌,掌編とかを趣味にする人の徒然

大人の階段登られはしない

私は学部時代は軽音楽部に所属し,「こんな軽い曲しか演らないような腑抜けた場所でぬるま湯に浸かってちゃ俺のやりたい音楽はできねえ!」とかなんとか言って一年で退部した反骨精神旺盛なハードロッカーだったわけですが,

最近エリッククラプトンの "Change the world" がなんかすごくいい。


ちょっと渋いアコースティックのソロギターへ絡むクラプトンのブルージーな声に対し,"If I could change the world, I would be a sunlight of your universe." というなんとも若々しい歌詞。

若々しいけど, "I can change the world, I will be a sunlight of your universe!" …ではないんですよね。


色んな物を見て色んなことを知って,ちょっと大人になり,自分の小ささを感じつつ,しかしながら若々しく丸みを帯びつつもまだ尖ったこの萌芽のような気持ち,希望を捨てたくない…という対極から来るある種の葛藤を見事に描き出しているように感じられます。

見事です。


さて,で,最近久々に物欲がフツフツと湧いてきたのですよ。このIbanezのArtcore Custom (写真参照)。

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えぇフルアコです。一目惚れです。アレキシ・ライホとかダイムバック・ダレルとか頑張ってコピーしてた私が。せめてセミアコにしときゃオアシスくらい弾けるのに…と。


まぁウェス・モンゴメリーとかケニーバレルとか好きなんでその辺はいいんですが,ジャズは弾けません。でも欲しいんです。



あ,金がありません。


科研費で落とすか…(そんな身分でもありませんしそんなことしちゃダメです


まだまだ渋い大人になるには踏むべきステップが多いようです。はぁ。