追い抜かれたものだけが存在する紙の上

詩,歌,掌編とかを趣味にする人の徒然

『短歌研究』2013年1月号

ご無沙汰しております。

 

師走とはよく言ったもので,私は師ではないのですがばたばたと年末をあわただしく過ごしております。

 

さて,一足早いですが短歌研究の新年号が発売されましたね。

『短歌研究』は1月号から,投稿作の中から入選した数によってポイントが加算されていく「短歌研究詠草」というものがあります。

このポイント制を利用して,大学時代の言葉遊びが好きな飲んだくれ仲間の友人とちょっとした勝負事をしておりまして。

 

その第一回目の勝負が今月号だったんですが,双方とも五首中一首掲載でした。んん,初投稿だししょうがないでしょうか。

 

今月号では,二句目に大破調があるとはいえ一番素朴に書いたやつを採って頂きました。他の奴はちょっと狙いすぎたでしょうか。と,ちょっと反省。

ただ,この歌は本当に素朴にその日の情景を詠ったとはいえ,私が特に好きな五七調の歌で,今月の私の投稿作の中では唯一だったので,これが載ったのは嬉しいなあと素直に思います。

友人のO竹氏も同様に一首ですが,実に彼らしい,真面目な語気の中にユーモアを内包した意欲的作品でした。読んでニヤッとしました。いやはや,負けていられませんのう。。。

 

※ ところで,掲載作品中の「ふわふわ」という擬態語の仮名遣いを「ふはふは」に直して頂きました。

ほえー。ふはふはなんだ。無知でした。しかしこの擬態語だと雲が息継ぎ大変そうですなあ。